賃貸と言えばアパートやマンションを思い浮かべますが、いわゆる一軒家の借家もあります。
部屋数が多かったり駐車場スペースが2台以上あると需要もグッと高まります。
たしかに一軒家だからこそのメリットやデメリットはあると思うので、引っ越す前に知っておくことは大事だと思います。
では、具体的にどのようなものがあるのでしょうか？
今回は一軒家の賃貸のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
目次
こんな人は一軒家の賃貸をやめた方がいい！？
一軒家の賃貸が良いか悪いかは、正直なところ人によると思います。
とくに次の3つが気になる人だと一軒家は不向きかも知れません。
- 防犯面を重視したい人
- 近所付き合いが苦手な人
- 庭の手入れなどが面倒に感じる人
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一軒家は防犯性が高いとはいえない！？
アパートやマンションであれば、オートロックや防犯カメラが設置されていることがあります。
しかし、一軒家だとせいぜいモニターフォンくらいです。
また道路から少し見えづらい位置に玄関があったりすると、空き巣からは狙われやすいかもしれません。
そういった面ではアパートやマンションの集合住宅に比べて、一軒家の防犯性は高いとは言えないでしょう。
とはいえ、防犯性が低いなら高める工夫をすれば良いだけです。
ご近所付き合いは多少なりとも必要になる！？
最近は一軒家でもご近所付き合いは多くないと思いますが、やはりアパート等に比べれば機会は増えます。
アパートだとゴミ捨て場が敷地内にあり管理会社が清掃してくれます。（そのためのお金も徴収されていますが）
しかし、一軒家の場合は地域で定められたゴミステーションを利用することが多く、そういったゴミステーションは地域住民で「当番制」で管理していることが一般的です。
そういう面ではアパート等に比べて一軒家はご近所付き合いの機会が多くなるでしょう。
庭の手入れや前面道路の掃除が大変！？
一軒家だと道路に面して垣根があったり、庭に樹木が植えられていることがあります。
とくに道路に面して伸びている枝は通行の邪魔にならないように切ったり、枯れ葉が落ちていれば掃除をしないと迷惑となります。
また庭があると草むしりもあるでしょう。
その他にも一軒家の賃貸にデメリットはある？
借りる一軒家にもよるので一概に言えませんが、他に考えられる一軒家の賃貸のデメリットとして次のようなものがあります。
- 築浅の物件が少ない
- 定期建物賃貸借かもしれない
- 町内会への入会を求められる
- クリーニング費用が高い
一軒家は1LDKや2LDKのアパートに比べて面積が広いですから、退去時のクリーニング費も高くなりがちです。
とはいえ、これらも必ずというわけではないので契約する前に確認しておくと良いでしょう。
家族で住むなら一軒家の賃貸はメリットが多い！
一軒家の賃貸は家族で住むならメリットは多いです。
とくにメリットになるのは、次の3つではないでしょうか。
- 子供が騒いでも気にしなくて良い
- 部屋数が多い
- 駐車場代を節約出来る
子供が騒いでも近隣からクレームが入らない！？
じつは賃貸アパートで最も多いクレームは「騒音トラブル」です。
とくに子供が騒ぐだけではなく、跳んで跳ねたりするとRC造のマンションでも階下に相当響くので揉めます。
子供が家の中で騒いでも怒りたくない。
部屋数が多いから子供に部屋をあげられる！？
ファミリータイプの賃貸で多い間取りは2LDKです。
3LDKも無いことはありませんが物件数はかなり減ります。
2LDKだと子供が部屋が欲しいと言っても作って上げることが難しいので、そういう面では部屋数の多い一軒家は良いと思います。
実際に一軒家の賃貸を探す理由が「子供が大きくなって部屋数が欲しい」というケースは多いです。
駐車場代が必要ないのは嬉しい！？
一般的なアパートやマンションを借りると駐車場代は別になります。
また、物件にもよっては2台確保するのが難しいということもあるでしょう。
その点で考えると一軒家だと駐車場2台分ある物件も少なくないですし、別途駐車場代が掛かることもありません。
その他にも一軒家の賃貸にメリットはある？
他に考えられる一軒家を賃貸するメリットとして、
- 庭で子供を遊ばせてあげられる
- ペット可の物件が多い
- 共有スペースが無く自由に使える
などが考えられます。
個人的には子供が小さい頃に庭でビニールプールで遊ばせながらBBQなどを楽しめたのは良い思い出です。
アパートなどの集合住宅では出来ない経験が一軒家では出来ますよ。
おわりに
今回は「一軒家の賃貸のメリットやデメリット」をお伝えしてきました。
一軒家の賃貸の良し悪しはありますが、長所短所は「借りる人次第」かと思います。
同棲や夫婦共働きの2人暮らしなら一軒家よりもアパートやマンションですし、家族が多ければ一軒家の方がメリットは多いでしょう。
また、最近は空き家増加に伴い「築古だけど賃料の安い一軒家」は多く見つかります。
一軒家の賃貸も色々と検討してみるのも楽しいのではないでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました！
